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ジャックラッセルテリアの歴史や・性格・特徴・運動・病気などを理解する6つのポイント

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イギリスケンネルクラブ創立者の一人であるラッセル牧師によって交配を重ね作られたとされるジャックラッセルテリア。
このジャックラッセルテリアの歴史や病気、性格・特徴などをまとめています。
ジャックラッセルテリアに興味がある人は読んでみてください。

ジャックラッセルテリアの歴史

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ジャックラッセルテリアはイギリスが原産の犬種です。
19世紀にジョン・ラッセル牧師がキツネ狩りに役立つテリア種を作ろうとして生み出されたと言われています。
この時生み出された犬は「トランプ」という脚の長いパーソン・ラッセル・テリアというテリア種でした。

その後、様々な犬種との交配が繰り返され、より猟性能が高い犬種として作り出されたのがジャックラッセルテリアです。
そして、現在日本で飼育されている脚が短くて胴が長いジャックラッセルテリアは一般家庭でも飼いやすいようにとオーストラリアでコーギーなどと交配されて改良されたジャックラッセルテリアです。

ジャックラッセルテリアの特徴

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体高は25〜38センチ、体重は4.5〜6.8キロです。

筋肉質で細身な体型です。
耳は垂れ耳か半直立耳、元々狩猟犬であったので、現在でも尻尾は断尾されていることが多いようです。

被毛はダブルコートで、スムース、ブロークン、ラフの3種類があります。
ホワイトをベースにブラックかタンの大きな斑が入ります。
色の組み合わせは白×黒、白×茶です。

ジャックラッセルテリアの性格

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活発で運動能力が高く、好奇心が旺盛で、頑固で負けず嫌いです。

狩猟犬として活躍していたからか、お散歩の時にはよくクンクンと匂いを嗅いで興味のあるものを探します。
家の中でも同様で色々なものを物色するので、壊されると困るものは手の届かないところに置いておくようにしましょう。

テリア種の中では攻撃性は控えめなようですが、狩猟犬として作り出された犬種なので、人間をはじめ、動くものに対して攻撃的なところがあります。
子犬の頃にしつけをしておかないと、噛みつき癖が残ってしまうことがあるのでしっかりとしつけをすることが大切です。

ジャックラッセルテリアの運動

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小型犬ですがとても活動的な犬種なので運動量は大型犬と同じくらい必要です。
散歩だけでも1日に1時間以上は必要です。

それに加えて、ボール遊びやゲームなどの運動も取り入れるようにしましょう。
室内飼いが望ましいですが、元々キツネなどを追い回していた狩猟犬です。
のんびりと家で過ごすことには向いていません。

一戸建てのお家でしたら、庭にサークルを作って、自由に走り回れる環境を作ってあげると良いでしょう。

ジャックラッセルテリアの手入れ

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アンダーコートが柔らかいので、換毛期だけでなく、1年を通して抜け毛が多い犬種です。
毎日のブラッシングは欠かせません。

被毛はスムース、ラフ、ブロークンの3種類あります。

最も抜け毛が多いのがスムースタイプです。
数ミリ~1センチくらいの短い直毛で、他の2タイプよりも毛量が多いです。

ラフタイプは少し長めのウェーブがかった毛です。

ブロークンタイプはスムースタイプとラフタイプの中間のタイプです。
長い毛と短い毛の両方が混ざっています。

ジャックラッセルテリアの病気

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膝蓋骨脱臼、レッグペルテス病、糖尿病、白内障などがかかりやすい病気です。

膝蓋骨脱臼は、線天性のものと後天性のものがあり、膝蓋骨が正常な位置からずれてしまう病気です。
足を痛がったり、引きずったりなどの症状が見られます。

レッグペルテス病は、突然片方の足に発症して、足を痛がったり、後ろ足を引きずるなどの症状が見られる病気です。
治療が遅れると、歩行の異常が一生治らないなどの後遺症が残ってしまうことがあるので、症状が見られたら早めに受診しましょう。

糖尿病は、インスリンの不足が原因で発症することが多いようです。

白内障は、眼の水晶体が白くにごる病気で、治療が遅れると最悪失明してしまうこともあります。
点眼などで病気の進行を遅らせることができるので早期発見と治療が大切です。



こちらにしつけについて一番大切なことを書いたので、ぜひ一度読んでみてください↓

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