吠え/犬の躾

犬が吠えるのをやめさせる方法と理由で躾ができる小事典

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このページでは犬が吠える場合を状況別に、原因やしつけ法について解説していきます。状況別に書いているので、目的のものをみつけ、クリックしてお使いください。

目的に飛ぶ前に基礎知識として、吠える犬の気持ちから知っていきましょう。
要求吠え・警戒吠え・分離不安吠え・興奮吠えの4つを知っておくと、吠える犬を躾する際に理解が早くなります。

  1. 要求吠えは、自分の要求を叶えて欲しくて駄々をこねワガママになっている状態
  2. 警戒吠えは、敵や未知のものを警戒して吠えている状態
  3. 寂しさ吠えは、分離不安から寂しいと感じ吠えている状態
  4. 興奮吠えは、興奮してテンションが上がり吠えている状態

無駄吠え1. お客さんに吠える犬のしつけ

犬もお客さんも嫌な気持ちになる来客時の無駄吠え。犬が吠える代表的な理由は次の2点です。

1. 警戒心・不安で吠えなくするためのしつけ

警戒心や不安から吠える場合は、警戒心を解くように日頃から来客時におやつを与えてもらったりして、お客さんがくると良いことが起きるように条件反射を作っておきます。

2. 嬉しいから吠える犬のしつけ方

嬉しいから吠える場合は、基本的にはコマンドで落ち着かせます。

落ち着かない場合は、お客さんが部屋に入って来ても犬に構わないようにしてもらい、犬が落ち着いたら可愛がってもらうように時間差をつけるようにします。

→ 来客で吠える犬のしつけの詳細はこちら

無駄吠え2. 夜中に突然吠え出す犬の躾け

犬が夜に吠える代表的な理由は次の3通りです。

1. 不安・寂しさ・ストレスで犬が吠える場合のしつけ

不安や寂しさ、ストレス等で吠える場合の改善方法としては、できるだけ一緒にいてあげて、不安やストレスを感じさせないようにしてあげることです。ここで構い過ぎるとわがままになってしまうので、構い過ぎない程度に一緒にいてあげてください。

2. 空腹で犬が吠える場合のしつけ

空腹時に夜鳴きする場合の改善方法は、食事時間の調整を行い、夜中に空腹にならないように工夫してみましょう。

3. 警戒して犬が吠える場合のしつけ

警戒して夜鳴きする場合の改善方法は、なるべく外部からの音や臭い等の情報が、家の中に入ってこないように工夫しましょう。

無駄吠え3. 留守中に吠える犬の躾

ここではこの問題行動である、留守中に吠える犬の躾について解説していきます。

飼い主がいる時に吠えないのに、飼い主がいなくなると吠えるのは、「不安」や「寂しさ」が原因考えられます。

  1. 一つ目は、飼い主が出かける時に愛犬の名前を呼んで「行ってきます」、帰ってきたら名前を呼んで「ただいま」と声掛けすること
  2. 二つ目は、声を掛けずにこっそり気づかないように飼い主が出かける方が良く、声を掛けて出かけない方が躾けられるという方法

どちらが正解というのもありません。理由は、犬が学習したり、気持ち的に耐えられるようになるという根本的な部分が重要だからです。

無駄吠え4. 飼い主に吠える犬のしつけ

犬が飼い主に吠えたり唸ったりする理由としては、主従関係が構築できていないことが大きな原因だと考えられます。

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躾ができている犬は、主人の言動をよく見ていて、指示を聞く態勢ができています。

それに対して、躾ができていない犬は、主人を立場が下の存在として考え、言うことをきく意識が無かったり、嫌なことをされるかもと警戒している可能性もあるのが原因です。

このような場合の改善方法としては、叱る時にしっかりと叱り、無視する時にしっかりと無視することが有効になります。

無駄吠え5. 電話が鳴ると吠える犬のしつけ

なぜ犬は電話の音に吠えるのでしょう?

犬が電話の音に吠える原因の一つには、飼い主の行動が犬から電話に移ってしまうからとも考えられています。もちろんその他にも警戒しているとか、びっくりして吠えているなど時と場合によります。

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電話がかかってきて犬が吠える場合は、基本的には犬を無視して電話に出てみましょう。ここで吠えるのをやめればいいですが、吠え続ける場合は、おやつなどを見せ気を引いておきます。

犬が興味を示してきたらマテなどの指示をし静かにさせ、一定時間静かにできたら少しおやつを与えます。これをおやつをやり過ぎずに行い、電話に反応しなくなるように慣らしていきます。

無駄吠え6. 引越し後よく吠える犬のしつけ

今まではお利口だった愛犬が引越し後よく吠えるようになってしまった・・・・という場合のしつけについてです。犬も人間と同じように環境変化によりストレスを感じるので、ストレスが原因で吠えている場合が多いのです。

引越し後によく吠える犬のしつけの続きはこちらを押してください

原因は、環境が変わったことで周囲の音や臭い等に敏感になっているからです。人も自分の意志ではなく、無理に別な土地や外国に連れて行かれたら、やはりソワソワしたり、警戒したりとストレスが出ると思いませんか?

愛犬もそのような状態だと思うと良いかもしれません。ここが新しい我が家であるということを、犬にわかってもらえば解決です。

今まで使っていたものや安心できるものを増やしてあげる事で無駄吠えがなくなりやすくなります。

無駄吠え7. インターホンで吠える犬のしつけ

インターホンが鳴ると吠える犬、このような状態の犬を躾してお利口になってもらうには、まず理由を知ることが大切です。

では、インターホンがなると吠える犬の心理としてどのような理由で吠えているのでしょうか?理由は次の通りになります。

  1. 警戒して吠えている
  2. 興奮して吠えている
  3. 威嚇して吠えている
  4. 飼い主に知らせようとして吠えている

吠える根底には警戒心があることも覚えて、インターホン → 警戒 → 吠える(知らせる)というようなつながりと、犬の気持ちと行動を考えて、しつけをしていくように進めてていきます。

条件反射で有名なパブロフの犬の原理がありますが、基本的にはこれと同じ考えで吠えなくなります。

パブロフの犬の原理とは(続きを読む)

どういうことかというと、インターホンが鳴ったら餌やおやつを与えます。これを繰り返すと、インターホンが鳴るといいことがあると思うようになり吠える必要がないことを学習します。

吠えている間はおやつなどで注意をひきつけ、吠える意識をおやつへと移動させていきます。犬を冷静にさせ、吠えなくなったらおやつをあげればインターホンが鳴った時に吠えないことでいいことがあるというように愛犬も学習してくれるわけです。

無駄吠え8. 犬が遠吠えする意味

今回は犬の遠吠えはなぜ起きるのか、どの様な意味があるのかということについて解説していきます。答えから先に言ってしまうと一番多く考えられるのが「寂しいから遠吠えをしている」ということです。

遠吠えする理由は寂しいからとは(続きを読む)

犬は群れで生活するので、一匹だと寂しいということや、飼い主が会社に入ってしまい行きの時間が長いからその寂しさから遠吠えをしているなど、寂しさから遠吠えが行われていると考えると遠吠えをやめさせるには寂しさを何とかしてあげれば良いということになります。

なので遠吠えをやめさせるしつけにはこの寂しさを紛らわすものを与えたり、普段からしっかり愛情を注いでしつけをし、寂しさを感じない様に育てていったり、犬の仲間を増やして寂しくない様にしていくなど色々と遠吠えを解決する方法があるわけです。

散歩で人や他の犬に吠えるのをやめさせたい

散歩中に吠える犬はいませんか?他人の飼い犬でも自分の愛犬でも散歩中に吠えることをやめさせたいと思う飼い主も多いもの。

なぜ散歩中に犬が吠えるのでしょうか?

それは、敵だと思い恐怖を感じて吠えることや、自分のテリトリーや仲間を守ろうとして吠えるなどが挙げられます。

これは散歩に行く前に吠える犬も同じ心理で、敵がいる場所に行きたくないため、不安になるなどして吠えて抵抗しているのです。

この改善方法は、主従関係の構築です。

他の犬に恐怖を感じた、テリトリーや仲間を守りたいと犬が思ったとき、犬が主人だとする飼い主がいることで、飼い主の命令(コマンド)に従うことで吠えることを止めることができるのです。

→ さらに詳しく知りたい人はこちら



こちらにしつけについて一番大切なことを書いたので、ぜひ一度読んでみてください↓

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