犬の大会やコンテストに愛犬を出場させてみたいと思いませんか?
犬を飼う目的は人それぞれですが、大会やコンテストなどに興味が出てくる人もいます。
ここでは、犬の大会やコンテストと出場方法について解説してきます。
犬の大会やコンテストの種類
まずは犬の大会やコンテストの種類から知っていきましょう。
可愛い愛犬を大会やコンテストに出場させたい飼い主は多くいると思われます。
犬が出場できる大会やコンテストは数多くあります。
一般的に優秀な犬を決めたりするコンテンストが多いと思いますが、実は面白いものもあるので知っておきましょう。
犬の訓練やトリミングを競う大会、醜い犬の世界一を決めるコンテスト、様々なマスコット犬を決めるコンテスト、世界動物虐待防止協会が主催する世界かっこ悪い犬コンテストなどがあります。
それに牧羊犬の腕を競い合うシープドックトライアルも行われています。
最も多いのは写真で競い合う犬のフォトコンテストですが、全国各地で行われていますので気軽に出場することができるでしょう。
犬の大会やコンテストと出場方法とは?
出場方法はコンテストや大会によって違ってきますが、必要書類に写真を添えてエントリーするだけの方法が多くを占めます。
またインターネットでエントリーできる大会やコンテストも多くありますので、どなたでもエントリーできて便利でしょう。
このような色々な大会やコンテストに出場させるのも良いのですが、あまり犬に無理させないように心掛けておきましょう。
自分の自慢の犬をコンテストに出したい!コンテストはどこで行われているの?
家族として迎え入れた犬が可愛くてみんなに自慢したい!という方もいれば、コンテストとはどういうものかと興味のある方、飼い主同士の交流の場がほしいし、相談できる相手がいたらと思われている方もいるかと思います。
犬のコンテストには気軽に始められるものから、本格的なものまであり、楽しみ方も人それぞれです。
ピンときたコンテストがあったら、参加してみるとますます犬との距離が近づきそうですね。
気軽に参加してみよう~フォトコンテスト~
犬に限らず、自分のペットを紹介するフォトコンテストは、気軽に出られるコンテストの一つです。
写真コンテストは、雑誌やWEB上で募集していて、スマートフォンでいい表情が撮れたらそのまま送信!という手軽さもあり、応募しやすいものになっています。
フォトコンテストの中には、優秀作品に選ばれるとSNSのLINEスタンプになっちゃうものもあります。
いい写真が撮れたら、さっそく応募してみてはいかがでしょうか。
ワンランク上を目指して~モデル犬コンテスト~
日本ペットモデル協会が開催しているのが、モデル犬コンテストです。
1080円のエントリー料金がかかりますが、郵送でもWEBでも応募できます。
ただし、開催される日は毎年決まっているわけではなく、年に数回なので、タイミングを逃さないためにも、日本ペットもセル協会のHPをマメにチェックしてみてくださいね。
本格的なコンテストに挑戦してみたい~ドッグショー~
ドッグショーとは「品評会」と言われるもので、日本では「一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)」が主となり開催するものも含めて1年間に300回以上各地で開催されています。
その中でも大きいドッグショーは、JKCが春に開催しているドッグショーです。
JKCのクラブ会員またはその家族であれば参加できます。
事前の受け付けはなく、当日受付になります。
さらにドッグショーには実技があり、約一時間ほどかかるため、初めての犬には負担になることも考えられます。
初心者向けの講習会があるので、先に講習会を受けて、ドッグショーの流れや内容、必要なことなどを一通り知っておくと、不安なく準備を整えて参加できますよ。
トーナメント
ドッグショーはトーナメントで行われます。
〇犬のタイプ
〇クオリティー・・・質・充実度・洗練度
〇コンディション・・・犬の健康・精神的バランス
〇サウンドネス・・・精神的、肉体的なバランス・歯・歯の噛み合わせ・骨格・筋肉
〇バランス・・・全体的なバランス
〇キャラクター・・・マナーがしっかりとしているか、トリミング状態など、犬が持つ魅力
主に上の6項目の審査をします。
春に行われるドッグショーは全国規模で大きく、犬の種類も飼い主も様々で、交流も出来る場所となっています。
参考までに
▼FCI ジャパンインターナショナルドッグショー(主催:JKC開催)
▼FCI インターナショナルドッグショー(主催:各ブロック協議会(地区別))
▼クラブ連合会 展覧会(主催:各都道府県のクラブの合同開催)
▼犬種部会 展覧会 (主催:単犬種・犬種群クラブの合同開催)
▼クラブ展覧会 (主催:単犬種・犬種群・全犬種のクラブの合同開催)
と、全国・地方・県などでそれぞれ行われているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
他には、参加できる犬種が決まっている大会もあります。
犬種の条件
▼全犬種展覧会(オールブリード・ショー)・・・すべての犬対象
▼犬種群展覧会(グループ・ショー)・・・1犬種のみ(種群別)
▼単犬種展覧会(スペシャリティー・ショー)・・・1犬種のみ
▼公益社団法人 日本犬保存会 ドッグショー・・・小型・中型・大型(さらに月齢・年齢別)
ドッグショーの参加には参加費用がかかります。
犬の年齢でも参加費に違いがあるので、参加するときには忘れずにチェックしましょう。
ドッグショーを調べてみよう
各協会・クラブと合同で行われているものと、それぞれ単独開催なのとあり、数多く開催されています。
住んでいる地域のドッグショーをチェックするのもいいですし、大きなドッグショーを覗きに行くのも楽しみ方の一つです。
ドッグショーの楽しみ方は色々です。
ピンときたドッグショーがあったら下調べをして、体調を整え準備しましょう。
ドッグショーに参加するにあたって
ドッグショーに参加を決めたからと言って急に特別仕様にしようとしても、犬にはストレスになるだけです。
犬の健康状態などを客観的に見て、変えたいところは徐々に少しずつ変化をつけていき、犬に負担がかかならないようドッグショーの合わせていきましょう。
せっかくドッグショーの参加を決めても、犬もそうですが飼い主である自分の体調が万全でなければ、楽しむことが出来ません。
ドッグショーのために頑張るのではなく、日ごろの積み重ねを愛犬と共に披露する場だと思って楽しめるくらいの気持ちで向かうと、肩に力が入らず気負いなく参加出来ます。
愛犬とのドッグショーを楽しんでくださいね。