次のような悩みはありませんか?
- 愛犬を散歩に連れていく前に吠える
- 連れて行ったら吠える
- 他の犬と会ったら吠える
- 散歩の時だけやたらと吠える
このページでは愛犬のこれらの問題行動としつけ方法を解説していきます。
散歩に出ると吠えるのはなぜ?
理由として挙げられるのは、他の犬や自分が敵だと認識したモノ等に対して恐怖を感じて吠える場合。そして、自分のテリトリーや仲間を守ろうと吠える場合があります。
どちらの場合でも、改善方法としては、飼い主が強いリーダーシップを示すことが大事です。
他の犬等に恐怖を感じたり、テリトリーや仲間を守ろうとしたりする行動は、犬が飼い主をリーダーと思っていないことが原因です。
つまり犬自身が優位に立っている主従関係の逆転が起こっている状態を表しています。その為、恐怖を感じても飼い主に頼ろうとせず、テリトリーや仲間を守るのは自分の役目だと思って吠えるのです。
このような行動を取るのは、飼い主を同等以下と見ているで、改めて飼い主がリーダーであることを示さないといけません。飼い主の指示に従うように躾ることで、むやみに吠えることは減っていくでしょう。
主従関係は犬のしつけの基本となる重要事項なので、しっかり関係づくりをしていきたいですね。
散歩前に興奮しすぎる犬のしつけ方法
ここでは散歩で興奮しすぎる犬のしつけについて解説していきます。
「散歩に行くよ」と言うと吠えて喜んだり、玄関から飛び出す犬の癖についてです。
つまり散歩で興奮しすぎる犬のしつけですね。
家のルールと社会のルールでしつける
犬は家のルールと社会のルールを学ばせることで、しつけを上手くしていくことができます。
家ではお利口な犬も、散歩に行くと言い出した途端性格が入れ替わったような興奮状態になって、言うことをきかなくなるなんてことはありませんか?
- 玄関から飛び出したり、
- リードを引っ張って進んだり、
- 拾い食いをしたり、吠えたり・・・・
そのような犬の散歩に関するしつけは、まずは次の3ステップでしつけてみましょう。
散歩で興奮しすぎる犬のしつけ3ステップ
では、散歩で興奮する犬の具体的なしつけ方法について解説していきます。
簡単なことなのでしっかりやってみてください。
- まず部屋の中で犬にリードをつけます。
- それから玄関へ行き、そこでマテなどの指示をして犬の興奮状態を下げましょう。
- 犬を落ち着かせることができたら、飼い主がリーダーであるという主従関係を犬に分からせるように、先に飼い主が玄関から出て、犬を外へつれて出します。この時、リードを短く持つことで犬をコントロールしやすくするといいでしょう。
まずはこの3つのポイントを意識して犬をしつけてみてください。
まとめてみましょう。
- 部屋でリードを装着
- 興奮を下げる
- リーダーである飼い主が先に玄関を出る
まずはこの3点をやって、犬をしつけていきましょう。吠えるときは吠えるのをやめないと散歩にはいかないという事をわからせます。それはリードの装着をやめたり、散歩を連想させる事をやめさせ切り替える工夫をする事です。
散歩の興奮を抑える工夫とは
次に散歩の興奮を抑える工夫を行います。
興奮しっぱなしの犬に関しては、工夫が必要ですが、興奮が収まらないなら散歩に出るのをやめるなど、犬を落ち着かせていくことをしっかりやってみましょう。
それにはお座りや伏せなどのコマンドを教えて、徐々に時間を長くして興奮を抑えるようにするのは一つのしつけ手段です。
興奮しすぎないと犬は散歩に行けるという事を覚えさせるのです。このように工夫を考えるなど基本に立ち返り、犬のしつけをしてみてください。
愛犬にどうしたら散歩に行けるかを学習させることを気長にやっていくことも大切になります。
犬が散歩で興奮しすぎて引っ張られ続けるとか、「散歩」の一言で走り回り、吠え続けるなど、毎回散歩が大変になってしまうという問題行動がなければどれだけ快適に愛犬と暮らせるでしょうか?
このような問題行動を理解して犬のしつけで快適に暮らせるように愛犬を少しずつトレーニングしていきましょう。
他の犬と会ったら吠える
他の犬と出会ったら吠えて手がつけられなくなる・・・という場合は、社会化のトレーニングをしていきましょう。
社会化とは、犬が他の犬とのコミュニケーションを取れるように、犬社会でトレーニングしていく事です。知り合いが飼っているおとなしい犬と少しずつコミュニケーションを取らせたり、ドッグランに行くなどして、他の犬との接触頻度を高めていきます。
少しずつでいいので、犬が他の犬を怖いものだと思わないように慣れさせて行くと、散歩中にワンワンと吠える事がなくなっていきます。
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