犬を飼っているとたまにあるのがウレションですよね。
ウレションとは嬉しいとオシッコをしてしまう犬の特徴の一種です。
特徴といってもすべての犬がウレションをするわけでもなく、一部の犬の癖のようなものです。
ただ、ウレションをするのは犬だけしか聞かないのも事実。
愛犬のウレションに悩んでいる場合は、対処していく必要があるでしょう。
ウレションとは
ウレションとは嬉ションというように、犬が喜びのあまりお漏らしをしてしまうことです。
「ウレ = 嬉」・「ション = 小便」ということですね。
嘘のような話ですが、喜びすぎでちびってしまう犬は意外にいます。
そのためウレションという言葉までできてしまったということでしょう。
人がウレションしたら可愛くないですが、犬がウレションをすると可愛くも思えます。
ただし、いくら可愛くても常習的に喜ぶだけでお漏らしをしてしまうのは問題ですよね。
その辺を改善できるようにウレションする犬の特徴やしつけについて解説していきます。
嬉ションをする犬のしつけ方法
犬を飼うと必ずつきまとう躾の問題がトイレ・排泄のしつけです。
愛犬に留守番をさせて帰宅。
玄関のドアを開けると嬉しそうに駆け寄ってくる愛犬を見ると愛おしさが増しますね。
でも、愛犬が飼い主の帰宅に興奮し過ぎて、おしっこを漏らすことがあります。
いわゆるウレションです。
ここでは、トイレの躾けの中でも少し違った問題行動であるうれションをする犬がいますね。
躾の前になぜウレションをしてしまうのか?という原因から紐解いていきましょう。
犬はなぜウレションするのか?
犬はなぜウレションするの?
という疑問の回答は本能という説が通説です。
実は縦社会で生活していた犬が上位の者に対して服従している事を示す行動と言われているのです。
服従行動 → 嬉ション
嬉ションという服従行動・・・・
犬同士はもともと外で暮らしていたり、綺麗・汚い、マナーやしつけなどの認識の違いも人間とは違います。
言葉もしゃべれませんし、服従を示す一つの手段としてウレションがあるとも言われています。
主従関係が成り立っているという面では良いですが、人間の生活においてはあまり好ましくない行動ですね。
ウレションの理由がわかったところで次は、ウレションを改善できるようにしつけ方法を解説していきますが、その前にウレションをしやすい犬の特徴をしっておきましょう。
ウレションしやすい犬の特徴とは
うれしょんをする犬の特徴として、仔犬、興奮しやすい犬、服従的な犬が多いといえます。
あなたの愛犬は当てはまりますか?
では仔犬から興奮しやすい犬、服従的な犬のウレション対策を解説していきますね。
仔犬のウレションの治し方は?
仔犬は膀胱のコントロールが上手くできずにウレションするので、成長していくにつれて徐々に治まっていきます。
ウレションが成長しても癖として残るなどが内容に、依存や服従などが強くなり過ぎないようにしつけをして育てていきましょう。
また、成犬になってもウレションするのは、興奮しやすい犬と服従的な犬なので、次のような治し方になります。
興奮しやすい犬のウレションの治し方は?
単純ですが、興奮しやすい犬はできるだけ興奮させないようにしましょう。
落ち着かせる躾をする事でウレションを治していきます。
代表的なものは、コマンド(犬に指示を出す)によって躾けていくことで、落ち着かせる事ができるようになっていきます。
コマンドは犬のしつけに大いに役立つので、コマンドのページも読んでみてください。
服従的な犬のウレションの治し方は?
服従的な犬は服従の度合いを下げるように構い過ぎないことなど度が過ぎた甘えなど徐々に減らしていくことで躾てみましょう。
例えば、帰宅した際に飼い主と会える事に喜びを感じすぎて、はしゃぎすぎる犬がいます。
その際にウレションをしてしまうようだと問題です。
これは主従関係ができているというより、依存性が出てしまい服従的になり過ぎていると見ていいでしょう。
簡単な方法では、犬が落ち着くまで無視してみるなどの方法でウレションを治していきます。
また、犬は同時に2つの行動を取ることができません。
なので先程もコマンドについて書きましたが、ウレションをする前に、何か別の指示を出してみるのもいい方法です。
はしゃぎ過ぎる、喜びすぎる前に、指示を出して、守らせる事に愛犬の意識を向けていくことによって、ウレションを回避できるということですね。
ウレションについてのまとめ
ウレションは服従的な意味合いがあり、それが生理的なものと結びついていること。
仔犬は膀胱の機能によるところも大きいので、成長と共に治るケースも多い。
興奮しやすい犬はコマンドなど興奮を抑える事でウレションを防止。