盛のついた犬のようだ
という言葉がありますが、ここでは
盛りになると鳴き通す犬の改善策
について解説していきます。
今回はしつけでどうなるものでも
ないので、しつけというよりは環境や
対策を取るという話になります。
犬の盛りとは?
盛りのついた雄犬が鳴きどおす
という話をよく聞きますが、盛りとは
そもそも何なのでしょうか?
雄犬の場合、特定の時期に
発情するということはなく、近くに
雌犬がいて、その雌犬が発情した時の
臭いに反応して発情しています。
ですから、盛りがついたと思われるような
行動や鳴きどおしがある場合は、近所に
発情期の雌犬がいると思って間違いないでしょう。
盛りがついた時に鳴きどおす理由としては、
本能であるとしかいいようがありません。
盛りがついた犬の改善策は?
この盛りがついた状態の雄犬の鳴きどおしを
改善方法としては、去勢することが
最善策だと考えられます。
近所の雌犬との間に子孫を残すことが
できるのであれば、その必要はないと思いますが、
ペットとして飼っている以上、生殖本能を
残したまま飼い続けるのは、雄犬にとって
非常に大きなストレスとなってしまいます。
かわいそうだからと言って去勢を渋ると、
逆に雄犬にとっては、いつまでもガマンを
強いることになります。
なので、長い目で見ると、やはり
去勢する方が雄犬の為になる
という考え方もあります。
必要以上のストレスを与えない為にも、
雄犬を飼っている飼い主は去勢について
知識を持っておく必要があるでしょう。
ただし、人間の勝手で犬の機能を除外するわけなので、
この辺は注意が必要です。
去勢は可哀想だという人は、子孫を残す道を
作ってあげるようにしてみてはどうでしょうか。