愛犬がブラッシングをすると嫌がると言うことはありませんか?
嫌がるどころか唸って不機嫌になる、暴れる、噛むなどの行為をする犬もいます。
唸ると言うのは犬にとって警告の意味を持ちます。
暴れるのは嫌だから暴れるわけで、噛むのは攻撃に他なりません。
なので無理に何かをしようとすると、そのまま噛まれたり吠えたりされてうまくいかないことが多いのです。
なぜこんなにブラッシングを嫌がるのでしょうか?
まず過去にブラッシングをしていた時に犬が気持ち良さそうだったかどうかを思い出してみてください。
飼い主はただブラッシングをしているつもりかもしれませんが、犬にとってはかなり不快なブラッシングになっているのかもしれません。
犬はこの記憶を思い出してブラシを見るだけで警戒し、唸ることで飼い主に警告している可能性が高いのです。
ブラッシングを嫌がる愛犬を無理やり押さえつけて、力ずくでブラッシングを繰り返していたとしたら、犬が嫌がり続けるのも当然と言えるでしょう。
なのでブラッシングを嫌がる犬を慣れさせるためには、ブラッシングが気持ち良いものだという認識を持たせるのが解決策なのです。
気持ち良いものなら警戒せずに、自分からブラシを見ただけで喜んで寄ってくるということもあります。
またそれが難しいようなら徐々にブラッシングを好きになる様にしつけをしていきましょう。
ブラシを見せることでおやつをあげたり甘えさせてあげたり、またブラシを少し開けることでおやつをあげたり甘えさせてあげたり、散歩に行く前にブラシをしてあげたり。
このような方法でブラッシングに対する嫌な気持ちを消して行き、ブラッシングをすると良いことがあるという条件付きを変えていくこと。
これがブラッシングを嫌がる愛犬をおとなしくさせるしつけです。
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