犬の爪切り時にしつけができている犬とできていない犬では毎回大変さが違いますよね?
犬の問題行動で爪切りを嫌がるのもよくある悩みの一つです。ここでは犬の爪切り嫌いを直す方法について解説していきます。
犬の爪切り嫌いの原因は何?
犬が苦手な体のケアとして「爪切り」が挙げられますね。理由として、犬は元々、足先や鼻やしっぽ等の体の先端部を触られるのが嫌いです。だから、いきなり爪切りをしようとしても、嫌がって思うように爪切りさせてくれないでしょう。
更には爪切りで痛い思いをしたり、飼い主とのコミュニケーションが上手く行ってないなど色々と爪切りが嫌な要素があるので、そういう部分を改善していきましょう。では具体的な話に入っていきます。
STEP1 足先に触れることに慣れさせる
爪を切る時には刃物を使うので怪我をさせないためにも足先を強く掴むことがあります。いきなり強く足先を掴まれると犬は嫌がります。まずは掴無のではなく、足先に触れることから慣れさせていきましょう。
足拭きやお手をさせて少し触ってみたりしましょう。優しく触ることで足先を触られるのは嫌なことではないことを教えていきます。いきなり爪切り自体に慣れさせようとするよりも、最初は足先や爪を触られることを嫌がらないように躾けることが大事です。
普段から触る部分から徐々に慣らしていく普段から、犬が嫌がる部分を優しく触り続けることで、少しずつ慣らしていきます。触られて嫌な部分を、いきなり触ると嫌がる心理は人間と同じですね。
STEP2 足先を掴んでみる
触ることに慣れてきたら足先のマッサージをしてみましょう。力を入れて揉むのではなく優しく撫でるように行います。平気なようなら握手をするようなイメージで足先を握ってみましょう。
STEP3 爪切り道具に慣れさせる
触られることに抵抗がなくなってきたら、爪切りに進みます。ただ、その前に、犬が爪切りを見ても不安感を抱かないようにしましょう。どうやればいいのかというと、触って慣らしている時から爪切りを見せておくなど、当たり前の事として爪切りを印象づけたりするなどです。これは愛犬の反応を見ながら色々と工夫してみてください。
STEP4 爪を切る
爪切りは時間をかけず素早く行うことが大切です。犬の爪には血管と神経が通っているので切り過ぎないように注意してください。短く切る必要はありません。神経に触れて痛みを感じると犬は爪切りが嫌いになってしまうことがあります。
歩く時に爪が当たってコツコツと音がしない程度にカットすれば大丈夫です。一本の爪に3回ハサミを入れるのが目安です。
まずは下に向いているところを輪切りのようにカットし、2回目は斜めに、3回目は整えるように斜めにカットします。全ての指を切り終えたらヤスリで断面を滑らかにしましょう。爪を切る時に、肉球の間に毛が伸びてきているようならついでにカットしてあげるとよいでしょう。
まとめ
やはり最初は驚くと思いますが、嫌がるようなことではないという事を教えないといけないので、切り過ぎて痛がらせてはいけません。少しずつ慎重に、声を掛けながら切っていきましょう。爪切りを普通のこと、楽しいことのように感じてもらい、しつけをしていきましょう。爪を切るとおやつがもらえるなど、爪切り = いい事が起きるという認識を持てば爪切りを嫌がらなくなっていきます。
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犬の爪切りで嫌がる・暴れるをなくすには?