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ビーグルの歴史や性格・特徴・病気、運動・被毛などがよく分かる7つのポイント

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ビーグルの歴史

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ビーグルの歴史はとても古く、紀元前4世紀にはビーグルの原型となるハウンドが、うさぎなどの狩猟に活躍していたようです。
原産地はイギリスで、ビーグルという名前の由来には諸説ありますが、フランス語で「小さい」を意味する「beag」から名付けられたという説や、大きな吠える声から「開いたのど」を意味する古フランス語「begueule」から名付けられたといわれています。
狩猟時に鳴き声でうさぎを追いつめていたので、その声から「森の鈴」「草原の声楽隊」という愛称も持っています。

ビーグルの特徴

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体高は33~38センチ、体重は8~14キロ。
寿命は12〜15年です。

全体的に四角い体型で、引き締まった筋肉をしています。
優しい印象で近年人気のようです。
長い垂れ耳と大きな目も特徴的で、スヌーピーのモデルになっていることでも有名です。

ビーグルは獣猟として活躍していた犬の種類ではハウンドと呼ばれる種類になります。
ハウンドには優れた視覚で遠方の獲物を発見するサイトハウンドと、優れた臭覚で獲物の匂いを追跡するセントハウンドの2種類があります。
ビーグルは、セントハウンドに属する犬です。

ビーグルの被毛

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被毛はつやのある短毛です。
子犬のころは真っ黒に近い色ですが、成長するとほとんどのビーグルがホワイト、ブラック、ブラウンの3色からなるトライカラーという毛色です。
トライカラーもその色合いにより分類されていて、背中にブラックが入る「クラシック」、茶色と黒のマーキングが入る「ダーク」、薄めの黒と茶色のミックスの「フェイデド」があります。
また、2色の毛色からなるレッド&ホワイトやレモンカラーもあります。
レッド&ホワイトは白と茶色のみで構成される毛色です。
レモンカラーはレッド&ホワイトの茶色の部分が薄く明るい茶色になっているカラーのことです。

ビーグルの性格

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人懐っこく、陽気で、協調性も高く、攻撃性の少ない穏やかな性格をしています。
古くから集団で生活してきた犬なので、人に対しても他の犬に対しても社交的です。
そのため子どもがいる家庭や多頭飼いにも馴染みやすい犬種です。
しかし、やんちゃで興奮しやすく、しつけには少し時間がかかることもあります。
また狩猟時に吠えて獲物を追いつめていた犬なので、無駄吠えをしないように躾る必要があります。

ビーグルの運動

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毎日の散歩は必要ですが、あまり長時間の運動は必要ありません。
遊ばせすぎたり、運動をさせすぎると興奮して、無駄吠えなどのトラブルが増える心配があります。
ほどほどの散歩が理想的なので、自転車での引き運動などはしないようにしましょう。
室内と屋外を行き来できる環境が理想的です。

ビーグルの手入れ

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ビーグルは短毛で毛が伸びないのでカットの必要はありませんが二重被毛なので換毛期は抜け毛がたっぷりとあります。
普段は汚れが気になる時に固く絞ったタオルで拭いてあげるくらいで大丈夫ですが、季節の変わり目など抜け毛がある時にはブラッシングして抜け毛を取ってあげましょう。
また垂れ耳で外耳炎になりやすいので、頻繁に耳はチェックして、タオルや綿棒を使って拭いてあげましょう。

ビーグルの病気

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ビーグルは丈夫で飼いやすい犬種とされています。
注意する点としては食欲旺盛なため、肥満にならないように注意してあげてください。
特にメスは食に対して貪欲なことが多いそうです。
肥満になるとヘルニアや糖尿病、心臓病などの病気になりやすくなってしまいます。
垂れ耳で吠えやすいので、耳の中が籠りやすくなるため外耳炎になりやすいようです。
特に梅雨時期などは、こまめに耳の中をチェックしましょう。



こちらにしつけについて一番大切なことを書いたので、ぜひ一度読んでみてください↓

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