犬を飼っているとトラブルが起こってしまうことがあります。
最悪の場合、裁判などにも発展するので、知っておくだけ知っておきましょう。
よくある犬のトラブルが、鳴き声によるトラブルや放し飼いによるトラブル、そして噛みつきなどで、裁判にまで至ってしまうことがあるのです。
よくある犬のトラブル・裁判について知っておきましょう。
犬の鳴き声・不眠などのトラブル
裁判が行われた判例に、深夜や早朝に犬が鳴き声をあげて、不眠や精神衰弱になってしまい損害賠償請求をしたという判例があります。
この裁判では動物の占有者の不法行為責任で、被害者に30万円の損害賠償を認めました。
犬の糞尿のトラブル・裁判
放し飼いのトラブルは、放し飼いにされていた犬の糞尿の悪臭を同じ建物に住んでいる人が訴えたという判例です。
この裁判では犬の糞尿の悪臭によって、原告側が精神的、肉体的に被害を受けたとして、原告夫婦それぞれに10万円の損害賠償を認めました。
犬の噛みつき・死亡の裁判
この他には、散歩中にリード無しの犬と喧嘩になって、お互いに噛みつきあったまま土手に落ちて片方の犬が死亡したという裁判がありました。
判決は犬への慰謝料を支払うことでした。
犬のトラブルと裁判防止にはしつけが大切
こうしたトラブルにならないように気を付けましょう。
損害賠償の額としては損害によってさまざまですが、犬を買っていくうえでのお金の計算に、「もしかしたら」という余裕をもたせておくのも良いと思います。
そして、これらのトラブルは、犬のしつけをしっかりやっておく事で防げるものがほとんどなので、やはり犬のしつけの大切さがわかりますね。
愛犬はあくまで野生の名残があり、完璧ではありませんし、人間でも裁判やトラブルがあるもの。
その辺りをしっかり考慮し、楽しく愛犬をしつけていくことで、未然にトラブル・裁判を防止できます。
おすすめのしつけ方法も紹介しているので、参考にしてください。