ここではよくある犬の問題行動であるシャンプー(お風呂)嫌いの犬の躾について解説します。犬と共に生活をしていると、犬を清潔に保つことも大事になってきます。
お風呂場に行ったり、「お風呂だよ」と声掛けしたりするだけでも嫌がる犬はいます。なぜそこまでお風呂やシャンプーが嫌いなのか?その理由と改善方法を紹介します。
なぜ犬はシャンプーが嫌いなのか?
犬は自分の臭いで自己主張や多くの情報を得るをする動物なので、体から自分の臭いが消えてしまうお風呂やシャワーは根本的に好きではありません。
また、身動きが取れずに、お湯が目や鼻に入ってしまうことも嫌がる理由です。
では改善方法はどうすればいいのでしょうか?
犬のシャンプー嫌いの改善方法は?
改善方法としては、まず、犬が自由に動き回れないようにします。
極端に短いリードで動きが限定されるような壁に繋ぐなどの方法を取るといいでしょう。
その状態からお尻からゆっくり冷たすぎず熱すぎない犬が嫌がらない温度のお湯をかけていきます。
この時、犬が吠えたり暴れたりしても、必要以上に声掛けしたり動かないように作業をすれば観念してやがて犬は大人しくなります。
この方法を続ければ、大抵の犬は5回ほどで慣れてきます。ただ、水が嫌いな理由がある場合はまた違ってきますが。
ポイントとしては下記の通り。
- 普段から足ふきや爪切り、ブラッシング等をしていること
- 飼い主と犬の関係を良好に保つようにしておくこと
- ニオイの強さを確認しながらシャワーやシャンプーで調整していくようにする
そうすれば、シャンプーなどで大きくつまずくことはなくなるので、普段からコミュニケーションを取るようにしましょう。
このようにして愛犬のお風呂嫌いを直していくようにシャワーやシャンプーでの躾をしていくことで、飼い主も愛犬も快適に暮らせるわけですね。
もちろんこれらで上手く行かないという犬もいるでしょう。その場合は、この話を元にして考えてみると犬の性格など細かい部分での違いをみつけるだけで躾が上手くいくようになりやすいのです。
犬のシャワーやお風呂というのは、人と暮らしていれば必ず行うことなので、しっかり躾をしていくことを心がけてみてください。
ポイントは犬がシャワーやシャンプーを気持ちいいと感じる事。それが当たり前になればそれだけで犬はシャンプーやシャワーを嫌がらなくなります。そのような当たり前な事を大事にしながら愛犬の体を洗っていきましょう。この情報がお役に立てばなによりです。
シャンプーの頻度は?
どんなに可愛い愛犬でも、何もしなければ臭くなっていきます。だからといって、犬は毎日シャンプーしてはいけないという事が言われています。
その理由は犬にとって必要な皮脂をシャンプーによって除去してしまうからです。
必要な皮脂がなくなっていけば、もちろん犬の健康に害が及ぶ可能性が高まっていくわけです。犬の健康と臭いを考えながら、シャンプーの回数を月1〜2回以下にするとよいでしょう(個体差・環境によって調節する)。
愛犬をしっかりと観て、犬の気持ちも大切にシャンプーしてあげてください。。