ペットとして犬を飼いはじめたときや、問題行動に悩んでいるとき、犬のしつけ教室の利用を考える人が増えています。
犬は、人間と行動を共にする動物なので、ふだんの生活や散歩はもちろん、一緒にスポーツや旅行を楽しんだり、さまざまな競技や資格の取得など、より高度なことにチャレンジすることができます。
そのためには、生活する上でのルールを教えたり、飼い主との信頼関係をしっかりさせたりする必要があります。
どのような犬のしつけ教室が向いているのか、実際に求めていることや通いやすさ、料金などから選ぶことが大切です。
犬のしつけ教室は2タイプある
まず、飼い主が一緒に参加して、しつけ方のレッスンを受けるタイプと、犬をインストラクターに預けてしつけてもらうタイプがあります。
その場所も、インストラクターのもとに通うタイプと、自宅や近隣の公園などに出張して行うものがあり、出張で個別レッスンになる場合は、一般的に料金が高くなりますが、問題行動や普段の習慣の改善のためのレッスンが行いやすいというメリットがあります。
一方、グループレッスンや、トレーナーのもとに預けるレッスンでは、ほかの犬や普段と違う環境への適応力が身につきやすいというメリットがあります。
その他のしつけ教室
また、大きなペットショップや動物病院などが定期的にインストラクターを招いて行っている犬のしつけ教室は、レッスンの様子が見られたり場所に通いなれていたりするため、犬にとっても飼い主にとっても、参加しやすい点が魅力です。
ほかにも、通常の家庭犬のしつけとは別に、警察犬訓練所やセラピードッグなどを養成するためのしつけを行うところもあり、公的な資格や団体からの認定などを取得すると、ペットでありながらも社会貢献をすることができます。
犬は、その種類によって大きさや骨格がバラエティーに富んでいて、性格によっても得意なことが決まってきます。
そうした特性を、犬のしつけ教室を利用することで見つけることができれば、ペットとの生活をもっと楽しむことが可能です。
犬のしつけ教室を考える前に
例えばお金のかからない順番に犬のしつけを学ぶなら次の順番になります。
1) 本
↓
2) DVD・動画(本よりも動きや具体的なしつけがわかる)
↓
3) しつけ教室(上手くいかない時に聞ける)
ただ、ある程度お金を持っている人は、いきなり犬をドッグトレーナーに預けたり、しつけ教室で、長時間しつけをすることを続け、しっかりとしたしつけを仔犬の頃から行っている人が多いと言えます。
そうすると、クッキーを鼻の上に置いても微動だにしない犬になったり、決してOKするまで食べ物を食べなかったり、散歩でもしっかり寄り添って歩く犬になるなど、しつけができた犬になります。
これはDVDでも成功例が多数ありますが、どちらにしろ、教えるドッグトレーナーの質によるので、しつけを指導する先生選びをしっかりすることが大切と言えるでしょう。
その際、適当な人を選ばないことが重要です。
何万頭のドッグトレーニングを行ってきた人や、犬のしつけのカリスマと呼ばれる人物を選ぶのがおすすめですね。