散歩が終わって家に愛犬をあげるとき愛犬の足を拭きますよね?
愛犬の足を拭いて上げようとした時に唸ったり噛まれたりすることがあります。
これは愛犬が嫌がっているからで、それを気づかずに足を拭くことを続けているとさらに足を拭くことが嫌いになっていきます。
また強く噛まれる可能性などもあるので気をつけなければならないところです。
ではなぜ愛犬が足を拭かれるのを嫌がるのでしょうか。
それは足を拭かれることが気持ち悪かったり痛かったり、不快だからに他なりません。
飼い主にされる行為が嫌だと感じたら犬は喋れないので、唸ったり吠えたり噛んだりして講義をします。
この様にして毎回散歩の後に足を拭くのが飼い主としても苦痛になってしまっていると、散歩に行くのが億劫になったり、愛犬に対しての愛情がやや歪んでくることもあります。
なので愛犬が足を拭かれるのを喜ぶ様になる様にしつけをしていきましょう。
そのしつけ方法とは、愛犬が足を拭かれることが嬉しいことという認識に変えて行くことです。
まず散歩から帰ってきた時に愛犬が暴れたり、そのまま急いで家の中に入ろうとしたりする過程で話します。
その場合にすでに足を拭かれるのに嫌な気持ちを持っている過去の記憶が犬をじっとさせられない原因であったり、家の中に好きな人や楽しいことがあるので飛びついてしまっていると言うことが考えられます。
なのでまずは落ち着いてもらい、足を拭かれることを気持ち良いことだったり楽しいことと思わせる様にすることが大切です。
愛犬を落ち着かせるにはコマンドを使うのがいいでしょう。
例えばお座りや伏せなどが効果的です。
そしてその状態になる様に日々続けて訓練していくことが大切ですね。
そうやって興奮を抑えつつ、足を拭くタオルを見せた時に良いことが起きるようにしてしつけをしています。
例えばおやつをあげるとか、かわいがってあげる、若しくは少し遊んであげるなどです。
こうやって散歩の後にコマンドそしてタオルを見せて嬉しくなるという条件付けをしていきます。
そうすると足を拭かれること自体に対する嫌な気持ちも連れて行き、散歩の後に足を拭かれることで良いことが起きると言う認識に切り替わっていきます。
そしてもう一つ、足を拭くという行為が犬にとって気持ち良い様に、足の拭き方を丁寧にしてあげることです。
犬の様子を見て気持ちよさそうにしているとか、今まで拭いていた拭き方が強すぎたのではないかなど、しっかり確認しながら足の拭き方を犬にとって気持ち良いものに変えていきましょう。